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熱河省 (満州国)[ねっかしょう]
熱河省(ねっかしょう)は、満州国にかつて存在した省。現在の河北省、遼寧省及び内モンゴル自治区の交差地域に相当する。 ==歴史== 1931年9月18日、満州事変が勃発すると熱河省首席であった湯玉麟は関東軍に投降、満州国参議府副議長兼熱河省行政長官に任命された。1933年(大同2年)3月、熱河地方を勢力下においた関東軍は熱河省行政指導公署を設置、経棚、開魯、林西、林東の4県及び天山、魯北の2設治局を興安総署興安西分省に移管、熱河省は朝陽弁事処が管轄する朝陽、阜新、凌源、平泉、大寧県、凌北、赤峰弁事処が管轄する赤峰、建平、全寧、綏東、省直轄の承徳、囲場、隆化、濼平、豊寧、青竜で構成されるようになった。 1934年(康徳元年)5月31日、両弁事処が廃止、12月1日には朝陽及び阜新が新設された錦州省に編入された。1938年(康徳4年)1月1日、『熱河省及び錦州省内旗制』が公布され、同日興安西省より翁牛特左旗が熱河省に編入された。
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